都市銀行の定期預金

都市銀行、特にメガバンクと言われる大手都市銀行の三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行などの定期預金の金利は、相変わらず大変低いですね。スーパー定期(300万円未満)の1年ものの金利は4行横並びの同金利で年利0.025%です。人気のインターネット専用銀行の住信SBIネット銀行の1年物定期預金は0.25%ですから、実にメガバンクの10倍です。

都市銀行とは、大都市に本店を構え全国規模で銀行業務を行っている銀行を指します。ほとんどの大都市には支店があり、全国どこでもサービスを受けることができることはメリットのひとつです。全国に支店があるということは、その店舗の建物や設備を維持するための費用、人件費などのコストは莫大なものとなってしまいます。利益が出ても、店舗を持たないネット銀行のようには預金者への還元率を大きくできない、そのために金利が低いのだといいます。

また、規模や資金力が大きいために、企業等への巨額の金融取引や融資、国際的な取引と信用力などには強みがあり、メガバンクは日本を代表する銀行ではあります。預金保険制度ではカバーできない1000万円以上の預金をもつお金持ちには良いでしょう。メガバンクが破綻したら日本経済に与える影響は甚大なものになりますから、いざとなったら政府も救済するでしょうし、まずその心配は小さいと思われます。

そんな低金利のメガバンクに預金してもしかたがない、ということになりますが、普通預金に10万円以上預けてあるとATM使用手数料や振込料などが安くなったり無料になったりと、優遇サービスが受けられることは知っていましたか?こうした情報は知らないと本当に損ですね。三菱東京UFJ銀行だったら「スーパー普通預金(メインバンククラブ)」、みずほ銀行だったら「みずほマイレージクラブ」への入会が必要となります。

今や銀行への入金や引き出し、振込などはほとんどがATMを使用します。その手数料は馬鹿にならないものです。メガバンクへ100万円を1年預けても金利は0.025%、ですから、受け取れる利息は税金を引いたら200円程度です。1年間に支払うATM手数料などの方がよっぽど大きな額になるのです。そう考えると、同じ10万円を預けるのだったら定期にするより普通預金にしておいて、優遇サービスを受けた方がよっぽどお得になりますね。ただし普通預金はつい引き出してしまうので、預けた10万円には絶対手を付けない、という硬い意志が必要になりますけど。