定期預金のメリットデメリット

銀行の金利は相変わらず低金利状況が改善されたとは言えないようですね。定期預金のメリットと言えば、普通預金よりはいくらかでも金利が高い、ということでしょう。利息は預ける金額と期間によって違ってきます。もちろん、金額が大きく預ける期間が長ければ長いほど、金利は高くなります。

中途でお金を引き出すことができない、という点は、定期預金の大きなデメリットのひとつでしょう。どうしてもお金が必要になって中途解約すると、金利は普通預金と同じかそれ以下になってしまう事が多いのです。しかし、満期が来るまで預金に手を付けられないということは、逆に考えれば、確実にお金が貯まる、とも言えるかもしれません。定期預金には、一定の据え置き期間を過ぎれば自由に満期日を指定できる「期日指定定期預金」という便利なタイプもありますから、自分の計画に応じてどのタイプにするか選択することができます。

しかし例え中途解約しても定期預金の元本は保証されます。利息は少なくなっても、預けた額は必ずそのまま戻ってきます。また定期預金は、銀行が破綻したとしても預金の元本1000万円までとその利息が保護される「預金保険制度」の対象です。元本が保証されない株などと違って、通常の定期預金はギャンブル性が少ない分、リスクの少ない非常に安全な預金といえます。

定期預金は、口座を開設して預けてしまうとついそのまま忘れてしまいがちです。10年間放っておいても盗難にも火事にも合わず、利息がついて確実に戻ってきます。しかし、金利はその時の景気の状況などで変動するものです。「今は金利が良いし、少しでも長く置いておいた方が得!」と考えて10年間もの長期の定期預金にしてしまうと、2、3年のうちに景気が良くなって経済が活発になり、市場の金利がどんどん上がっていく、などということも考えられます。預け入れた時の金利が満期時には普通預金より低くなっていた、などということもあり得ます。ふつう、定期預金は預け入れ時の金利がそのまま継続される固定金利方式を取ることがほとんどです。今のように低金利の時は、預け入れ期間を短くし、世の中の経済状況を見ながら新たに掛け替えていく方が得策のようです。

また、日本では金融の自由化で金利は各銀行で独自に設定しています。特にネット銀行や地方銀行のインターネット支店などは金利が良いのが特徴です。銀行によってはATM手数料がとても割安だったり、様々なオリジナル商品をそろえていたりします。ひとつの銀行に固定しないで、いろいろと調べてみることも必要です。